華サロン
2006-06-20T02:14:20+09:00
j.fu-chan
風ちゃんの華サロン
Excite Blog
恋焦がれていた 「レブンアツモリ草」
http://jury.exblog.jp/4040725/
2006-06-19T00:52:00+09:00
2006-06-20T02:14:20+09:00
2006-06-19T00:47:53+09:00
j.fu-chan
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人は何かを求めて旅をする・ ・ ・ 、刺激であったり、
心のやすらぎであったり、
そして、今回私は 「レブンアツモリ草」 に逢いたくて、
6月10日礼文島に渡りました。
今から2万年前、礼文島は
大陸と陸続きで、氷河期が去り、
海面が上昇して、離島となった、
そんな太古の昔から
咲き続けてきた高山植物がたくさんあります。その中の一つが
「レブンアツモリ草」。
稚内からフェリーに乗り、2時間余り、お昼前に礼文島に入り、
今にも泣き出しそうな、厚い雲におおわれて、遠く利尻富士も
霞んで見えた。
レブンアツモリ草の群生している
「浜中」の近くまで来た所で、
うっすらとお日様が顔を出してくれた。
立て札がなかったら、きっと見落として
しまいそうな、道路際の雑草の中から、
愛らしい顔をのぞかせてくれました。
「レブンアツモリ草」 は、今、絶滅の危機に
さらされ、悲しいかな、この辺一帯は
柵でおおわれ、散策路はひとりで歩くのが
精一杯の道幅となっていました。
「レブンアツモリ草」に限らず、貴重な植物が、年々減少し、
絶滅寸前のものが、たくさんあると聞いています、
人為的な要因が大だそうです。 悲しい事です。
自然は、我々の偉大な財産であるわけですから、
何とか守り抜いて、後の世に残していきたいですね。
あっと言う間にお日様が隠れてしまい、
ポツポツと雨が降り始めました。
“こうべをたれて、淋しそう”
でも、私はラッキー、いろんな表情が見られて良かった。
アツモリ草の名前の由来
平の敦盛が背負った母衣(ほろ)に見立てて、つけられた、
と言う事です。
母衣(ほろ)とは、昔、よろいの上から掛けて流れ矢を防いだ、
布製の大きな袋(風で膨らんだような形をしている)。
平家物語の一の谷の合戦において、若干16歳の紅顔の美少年、
平の敦盛が、源氏の武将、熊谷直実に討たれた場面は、歌舞伎、
文楽(一の谷ふたば軍記)等で、演じられ、涙をさそう良い
シーンです。
(ちなみにアツモリ草に似たクマガイ草というお花もあります)
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無量寿寺のかきつばた
http://jury.exblog.jp/3944876/
2006-05-24T02:17:12+09:00
2006-05-24T02:13:21+09:00
2006-05-24T02:13:21+09:00
j.fu-chan
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先週末、京都の大田の沢の杜若が満開になり、
大勢の人で賑わっていると、テレビで映し出されていた。
神山や 大田の沢のかきつばた
ふかきたのみは 色にみゆらむ
(藤原 俊成)
そういえば、もう何年前になるだろう、三河の八橋町の
無量寿寺に杜若を見に行ったのは・ ・ ・ 。
群生している杜若を、始めて目にした時の、
感動は今もはっきり覚えている。
母から押し付けられて、いやいやお稽古をしていた生け花に、
興味を覚えたのが、この杜若を生けた時だったような気がする。
かきつばたの八橋生け
むかし、男ありけり。 で始まる「伊勢物語」の中で
三河の国八橋にさしかかったとき、在原の業平が
呼んだ歌にちなんでいけます。
三河の国、八橋といふところにいたりぬ。
そこを八橋といひけるは、水行く川の蜘蛛手なれば、
橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。
・ ・ ・ ・(省略)
その沢に、かきつばたいとおもしろくさきたり。
それを見て、ある人のいわく、
『かきつばたといふ 五文字を 句の上にすえて
旅の心を読め』 と言いければ、
か ら衣
き つつなれにし
つ ましあれば
は るばる来ぬる
旅 をしぞ思う
とよめりければ、みな人、乾飯(かれいひ)の上に
涙おとして、ほとびにけり。
京の都を捨て、江戸へ向かう、男ばかりの旅の途中で、
残してきた妻を思い、落とした涙で、干したご飯がふやけて
しまった ・ ・ ・ (こんな意味でしょうか)
この歌のむなしさとは異なり、生け花の 「八橋生け」 は
奥ゆかしさの中にも、日本女性の凛とした姿を表現していて、
江戸時代に始まったといわれる、伝統生花の神髄の
ように思われます。
*** ちなみに 業平の命日は5月28日です ***
八橋町の地名の由来も民話となって、面白く伝えられて
おります。
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アテネで見つけた “春” その5 最終章
http://jury.exblog.jp/3841431/
2006-04-28T02:25:13+09:00
2006-04-28T02:25:13+09:00
2006-04-28T02:25:13+09:00
j.fu-chan
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国会議事堂
無名戦士の碑の
前に立つ、衛兵・・・
似てますよね、あの
「トム・クルーズ」
シンタグマ広場からエルムー通りに向かう途中、「日本の方ですか?」
と、声をかけられました。 「仕事で、東京に半年程住んでいた事が
ある、とてもなつかしい」 と、しきりに日本語を、思い出しながら、
そして、確かめながら、英語を交えて立ち話をしちゃいました。
中年の男性でした。
ギリシャ人は、誰でも、どこでも、
とてもフレンドリーです。
アテネの街の中は、地下鉄が
とても便利でした。
アテネの駅
(日本で言うとJR)
エヴァンゲリズモスの地下鉄の駅からリカビトスの丘に続く小路、
桜並木でした、寒緋桜を思わせるような少し濃いめのピンクでした。
国立考古学博物館の中庭に、何とも可愛らしい桃の花が、満開でした。
思わず駆け寄り本物かどうか、確かめてしまいました。
桃の花を見たのは、ここが最初で最後でした。
街の中に、街路樹は見かけることがなくて、しかし、大きな公園が
所々にあって、憩いの場所に、なっているようでした。
ワンちゃん達にとっても、憩いの場所のようです。
アテネには、たくさんの野犬がウロウロしています。
2年前のオリンピックでも、問題になっていましたが、
確かに、やたら街中を闊歩していました。 おとなしいです。
このワンちゃんは、30分程経って、戻ってみたら、
右から左に向きが変わっていました。
地元の方にも、この光景は受けてましたね、 カメラを
向けていました。
「プラカ」 という名前の “ タベルナ ”
タベルナとはギリシャ語でレストラン
気軽に食事が出来るところです
タコのグリル、ムサカ、 スプラギ、
タラモサラダ、結構イケますね。
やはり、海に囲まれた国だけあって
シーフードは絶品。
ゆっくりと時間をかけて、
食べるのが、ギリシャ風。
ギリシャには多くの遺跡、博物館、美術館、美しい自然、沢山の神話。
そして、その神話には花の名称の元となった、数多くのエピソードが
・ ・ ・
水仙(ナルキッソス)の話
青年、ナルキッソスが水に映った自分の姿の美しさの虜になり、
ついには命を落としてしまう。
うなだれて湖面を見つめる水仙が、ナルキッソスの陶酔した
姿を象徴していて、これが自己陶酔の 「ナルシシズム」の
語源と言われているそうな。
神話と花にまつわる話はたくさんあるようです、そしてこんなに美しい
野の花が咲き乱れていようとは・ ・ ・ 、 やっぱり行って良かった、
感動の旅でした。
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アテネで見つけた “春” その4
http://jury.exblog.jp/3813313/
2006-04-21T00:47:00+09:00
2006-04-22T02:18:40+09:00
2006-04-21T00:47:50+09:00
j.fu-chan
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エギナ島
小高い丘の上に大変に美しい
「アフェア神殿」 が建っていました。
・ ・アフェア女神(見えざる女神)・ ・
彼女の美貌に魅惑されたクレタ島の
王様ミノスから逃れる為に、エギナに
流れ着いたものの、この地でも
多くの男性から言い寄られ、
アルテミス女神に助けを求め、
姿を見えなくしてもらったと言われる
純粋な女神。
アテネより最も近く、大きな島でした。
古代には栄華に輝き、近代ギリシャの
首都にもなった事がある島で、
有名な 「ピスタチオナッツ」が栽培
されていて、土産物を売るお店には
山になっていました。
ここにも岩の間から生き生きとした、
小さな花が咲いていました。
そして、松ぽっくりがびっしりと、
鈴なりになっているのに、
驚きでした
ギリシャ正教の大きな教会と修道院
教会の入り口には、ゴッホの
「糸杉のある風景」を思わせる
のっぽの糸杉がそびえていました。
教会の入り口に続く
両側に、石楠花に似た
ピンクの花がびっしり
咲いていました。
イドラ島
“ Wind is blowing
from the Aegean ”
南にむいてる窓を開け
一人で見ている海の色
美しすぎると怖くなる
・ ・ ・ ・ ・ ・
何年も前に流行った歌の歌詞のイメージ通りの
美しい島でした。
200年~300年も前に建てられたという、石造りの家は独特な
雰囲気があり、「おとぎの国」、さながらです。
この島を訪れただけで、エーゲ海に浮かぶすべての島の美しさが
想像できる様な気がしました。
多くの芸術家が
この島を訪れ、
この島の魅力に
とりつかれて、
ここで芸術活動を
続けている
との、事でした。
岸壁に、へばり着くように、小さな花が沢山咲いていました。
オキザリスの様でもあり、少し違うかな?
岩と、岩の間から
こんな小さな花が
顔をのぞかせて
おりました
この島に住む “ ネコちゃん ”
何だかとっても優雅に
見えました。
“ エーゲ海に沈む夕日 ”
ステキだった。
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アテネで見つけた “春” その3
http://jury.exblog.jp/3792994/
2006-04-16T01:04:43+09:00
2006-04-16T01:04:42+09:00
2006-04-16T01:04:42+09:00
j.fu-chan
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ギリシャには、沢山の世界遺産があり、
その中でも世界的に有名な 「アテネのアクロポリス」。
少し息切れがする位の坂道を,
上り詰めた小高い丘の上にそびえる,
アテネのシンボル。
パルテノン神殿
アクロポリスに、最初の神殿が建てられたのは、紀元前12世紀、
その後、紀元前480年にペルシャ軍により破壊され、
ペリクレスの先導でパルテノン神殿の再建が始まった。
その後もローマ、トルコの支配を受け・ ・ ・ 、
17世紀にトルコとベネツィアの戦いで、
パルテノン神殿は砲弾が命中して屋根が吹き飛ぶ
被害を受け、19世紀になってから修復工事が始まり、
現在も大規模な修復工事が続いていた。
足元の岩と岩のすきまから小さな花が沢山
咲き乱れ、壮大な遺跡を目の前にして、
そして、遠くギリシャ神話に思いを馳せ、
神々が天と地と海を駆け巡ったであろう
古代の歴史、考古学にちょっぴり興味を
覚えた、風ちゃんでした。]]>
アテネで見つけた “春” その2
http://jury.exblog.jp/3789531/
2006-04-15T02:01:00+09:00
2006-04-15T02:07:58+09:00
2006-04-15T02:01:43+09:00
j.fu-chan
未分類
アクロポリスの丘の下に広がる
「古代アゴラ」
ここには沢山の花が
咲いていました。
桜、菜の花、ポピー
そして、名前の解らない
可憐なお花がいっぱいでした。
「アゴラ」とは「広場」と言う意味で、
古代アテネの政治、経済、文化の中心地として賑わっていたそうな。
ソクラテスやプラトンもこの辺りで弁舌をふるっていたのかしら?
アゴラ博物館には発掘された大理石像や、
沢山の陶器類が、展示されてありました。
色といい、形といい、これが紀元前に作られたなんて、
我が目を疑うほど素晴らしい物でした。
へファイストスの神殿
保存状態が良いようで、
大変美しい神殿でした
この後、いよいよパルテノン神殿のあるアクロポリスの丘へ向かう。
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アテネで見つけた “春” その1
http://jury.exblog.jp/3773570/
2006-04-11T02:21:00+09:00
2006-04-12T01:23:01+09:00
2006-04-11T02:21:24+09:00
j.fu-chan
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空港からアテネの
市内までバスで向かった。
まだ観光シーズンには
少し早いかな?
空港にも殆ど日本人らしい
人達は見かけなかった。
車中から見える沿道の景色は、オレンジ色の屋根に
白い建物。 そして、驚いたのは、梅の花が満開だった事、
間違いなく、白梅でした。 この後、街の中でもあちらこちらに
咲いているのが見られました。
ホテルでは、早朝にもかかわらず、部屋に入る事が出来て
“良かった” 。
シャワーを浴びて、2時間ほど仮眠をとって、早速行動を開始。
まずは、徒歩でアクロポリスに向かう。
ホテルの近くのオモニア広場周辺は、
国立図書館、博物館、大学、市場と
アテネの街のいろいろな表情が見られ、
歩いていても飽きの来ないところでした。
驚いたのは、建物はもちろん、道路も
大理石で出来ておりました。
街中より、遠く右上の山頂に、修復中のパルテノン神殿が見えた。
駅の周辺(ちょっと解りにくい) 見かけは素晴らしいのですが
(値段は決して安くないですね)]]>
ギリシャ、アテネでみつけた “春”
http://jury.exblog.jp/3768827/
2006-04-10T01:05:00+09:00
2006-04-12T01:27:38+09:00
2006-04-10T01:02:17+09:00
j.fu-chan
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あんなに待ち遠しかった
桜の花も, あっという間に
満開になり, 連日の強風で、
毎日ジュリー(愛犬)と
散歩をする近くの公園は,
ピンク色の絨毯を敷き詰めた様。
今年のお花見は, この公園だけ。
毎年見慣れている風景なのに、
桜の時季は又、格別!
風ちゃん自慢の公園です。
(風ちゃんがプロジュースした
訳ではありません)
3月の半ばから、ギリシャのアテネに行ってきました。
ギリシャというと、美しいエーゲ海と、いつも太陽がギラギラと輝いている、
夏のイメージでした・ ・ ・ 。
アテネの空港に着いたとたんにコートをはおり、マフラーをして、
「東京と一緒じゃない!」 ・ ・ ・ 。
滞在中は、ずーっとお天気にも恵まれて、良く歩きました。
風ちゃんの見つけた、アテネの春を少しづつ紹介します。
お楽しみに!]]>
梅の水潜り
http://jury.exblog.jp/3621372/
2006-03-07T01:10:41+09:00
2006-03-07T01:18:47+09:00
2006-03-07T01:10:39+09:00
j.fu-chan
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目覚めた風ちゃんです。大好きな桜の開花も、今年は早いそうな、
そわそわ、わくわくです。 (少しだけタイトルを変えてみました)
一足早い “ 梅のお花見 ”を
ぽかぽか陽気の日曜日に、
湯島天神へ出かけました。
“ 梅は人知れず咲くが良い、
ほのかな香りをただよわせて ”
なんて、勝手に思い込んで ・ ・ ・ 、
境内は人、人、人でごった返していて、
およそ香りを楽しむどころではなかった。
紅梅、白梅、8分咲きでしょうか、
なかでもピンク色をした(紅梅)
しだれ梅は見事でした。
梅の水潜り生
末結ぶ
人の手さえや 匂うらむ
梅の下ゆく 水の流れは
(平 経章)
水辺に咲き匂う 梅花の風情を表した 伝統生花
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玉川の山吹
http://jury.exblog.jp/1670946/
2005-04-20T22:52:00+09:00
2006-02-24T02:07:34+09:00
2005-05-03T00:31:52+09:00
j.fu-chan
未分類
あちらこちらに小さな山を作って ・ ・ ・
山城の国(京都)井手の玉川は山吹の名所であり、
多くの古歌があります。
玉藻刈る
井手の川風吹きにけり
水泡に浮かぶ山吹の花
(鎌倉右大臣)
この歌意を写して、花びらを少し水面に散らして
情緒を表します。
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霞隠れの桜
http://jury.exblog.jp/574896/
2005-04-04T12:42:00+09:00
2006-02-24T02:12:33+09:00
2005-02-06T12:41:40+09:00
j.fu-chan
未分類
風ちゃんの大好きな桜が咲きました。
身も心もうきうき、そわそわしてしまうのは
風ちゃんだけかしら。
空いっぱいに淡いピンクがひろがると
この世の醜いものをすべて覆い隠してくれるような気がして。
桜は生け花の花材としてよく使われます。
今日は代表的な生け方、霞隠れの桜をご紹介します。
春霞
なに隠すらん桜花
散るまをだにも
見るべきものを (紀 貫之)
の和歌にちなんだ生け方で麓から咲きはじめ、しだいに峰にいたる
一山の情景を表します
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